毎年年末恒例、1年で最も多く聴いた5枚を選ぶというセレモニーです。去年2010年の5枚は
コチラでした。←前のブログのエントリに飛びます
では、2011年はどんなでしたか・・・
1. Roky Erickson and the Exprosives「Halloween」(1979-1981)
秋ごろのエントリでもご紹介した
ロッキー・エリクソン率いるバンドのライヴ・アルバム。サイケもパンクも精神を自由に行き来する唯一無比のカリスマが、バンド名通りの爆裂サウンドを単純な曲に乗せて響かせます。これは恐らくCDのみの発売? ジョギング中にもWalkmanでお世話になりました。
2. Peter Ivers' Band with Yolande Baven「Knight of the Blue Communion」(1969)
アメリカの誇るカルト・ミュージシャン、
ピーター・アイヴァース率いるバンドによるアルバムなんですが、本人は曲は作れどハープでしか参加していないという(爆) この時代にして、ロックから遠ざかる意思を持ったようなサウンドはなかなか他ではお目にかかれないのでは。今ではCDも手に入りやすいですが、EPICのオリジナル盤を手にし、秋の終わりからよくかけました。
3.Metro「Metro」(1976)
こちらも
夏ごろにエントリした作品。かけた回数ではこれが一番多かったかも。当時からそこそこ知名度がある作品でも、まだこれほど素晴らしいモノがあったとは! 発掘不足を痛感させられます。
4.Jobriath「Creatures of the Street」(1974)
はじめて買ったのは6年くらい前でしょうか? いまだになぜかレコードで見かけないですが、今一番レコで欲しいのはこれですね。悲運のアメリカ産グラムスター、ジョブライアスのセカンドにして最後のアルバム。グラムらしく演劇風のコンセプトが組まれてますが、そのオープニングを飾る
「Heart Beat」という曲に久しぶりにハマってました。この曲は後に
デフ・レパードもカバーしてますね。
5. David Bowie「Scary Monsters」(1980)
今年は
デヴィッド・ボウイを聞き直す機会が多かったのですが、特に
Scary Monstersは英国盤を手にしたのと元々好きなアルバムだったのもあり、かける回数が多くなりました。
といった5枚に落ち着きました。今年は妙にクセのあるものばかりとなってしまいましたが、果たして何らかの心境の変化が影響してるんでしょうか。他では、イタリアのプログレの名盤などをチョコチョコ漁ってたりもしました。しかし1年トータルでは、買った枚数がいつもより少なかったと思います。
思えば今年は大震災もあり、自分の住む地域も間接的な被害が大きくなりました。ガスや水道も長く使えなかったですし、テレビで流れる東北の津波の映像など見たのもあってか、あまり音楽をかけるという気にならない時期もありました。生活も少しずつ落ち着きを取り戻し、荒れた道路などの修復も現在進行中ですが、市は多額の借金を抱えてますし、建て直しや傾いた家を直す工事が多いせいか、近所で空き巣の被害が多発してます。毎日被害を聞かない日がないくらい。震源地や原発事故の場所から遠く離れたこの地域でもこんな有り様ですから、福島や宮城での苦労はまだまだ相当なものでしょう。
と、話がずれましたが、1年を振り返るなら避けては通れない出来事でした。この時はブログを通じて知り合った方々にも援助していただいてお世話になりました。どんな縁で助けられるか分からないものですね。皆さんもブログを頑張りましょう(謎爆)
さて、2011年もあとわずか。もう1度更新するかどうかわかりませんが、できなかったらアレなので、とりあえずこの場を使って・・・
今年も1年皆様にお世話になりました。また来年もよろしくお願いします。
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