寒くなってきました。タンス見たら思ったほど長袖がなくて困ってます。そして、寒い季節はレコードを聞きたくなります(CDではないところをフォルテ)。寒くて外出たくないから? それもあるかもしれません。自分の場合は、下手したら夜中に真っ暗にしてレコードかけちゃうくらい入れ込んでますので…。夏場はそんなことしないんですが。
「芸術の秋」と言うくらいですから、冷えてくると人間、我が身を振り返って感傷的になったり、どこか芸術家気質になるんでしょうか。このことはレコードをガッチリ聞きたくなるのと無関係ではなさそうです。本当かね…。
レコードは夏と冬にかけるのでは音が違う、なんて話もあります。湿気や気温に影響される可能性は十分にあると思うので、季節で違いが生じるのも分からん話でもありません。比較は難しいですが。
僕はそんな積み重ねがあって、冬に聞いてきたレコードていうのがずっと印象に残り続けてます。個人のアルバムへの思い入れというのはその時の季節とセットで思い出となる人がいるんですが、自分の場合は大抵冬。この時に同じようなものを何度も聞いてるから、頭に残るんですかね~。
そんなわけで、これから毎年のように寒くなったら聞いているレコードを挙げてこうと思うのですが、畢竟好きなアルバムばっかになってます。
Ben Watt「North Marine Drive」
Yes「Close to the Edge」
Nick Drake「Five Leaves Left」
Nick Drake「Time has told me」
The Kinks「Something Else」
The Pale Fountains「Pacific Street」
Roy Orbison「Mystery Girl」
Mike Oldfield「Tubular Bells」
こんなところですが、結構な有名作ばかりですね、挙げてみると。特に毎年寒くなると中毒みたいに聞くのは、最後に挙げた
Mike Oldfield「Tubular Bells」です。
A面の頭…つまりエクソシストの部分が特に有名なアルバムですが、僕がそれ以上に好きなのがB面。さらに言えば真ん中くらいまでの哀愁パートです。好きなんです。パートの名前あるのか分かりませんが・・・。メロディがよく分からなくて、ピアノやギターの旋律なんて適当に弾いてるようにしか思えないんですけど、この狙わない自然さが中毒の元なんだと思ってます。メロディがはっきりせず頭にぼやっとしか残らないから、何度も聞きたくなる。そんな気がします。自分にとってはフェイバリットの1枚ですね。冒頭の写真は、このLPの裏ジャケ右上。スタートしたばかりのヴァージンのロゴ。
Tubular Bells Part.2
そして、冬が終わったら何を聞くのかというと・・・
城みちるが歌ったイルカってこのイルカだ…そんな風に思っていた時期が俺にもありました。結構本気で。
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