「エクソシスト」(1973)といえば、ピアノの美しいオープニング曲が非常に有名です。演奏しているのは
Mike Oldfieldで、曲名は
「Tubular Bells」。LPの両面を使った大作で、映画で使われた箇所はこの曲のオープニング部分です。ただし版権の問題により、映画で使用されたのは別人による録音・編集だそうで、マイク自身はそれについてなんら関わりがないそうです。前のエントリ「サスペリア」では映画を前提に楽曲を制作していたのとは違い、エクソシストではすでに販売されていたTubular Bellsを使用したことになります。
Tubular Bellsは結局オープニングでしか使われませんでしたが、この曲自体なんとも冷ややかな雰囲気を持っているので、他の箇所もホラー映画に使えないこともないかも。ただ、「エクソシスト」は楽曲とは違う優雅さもあるので、この部分だけを使ったのが功を奏したのかもしれません。イタリアのサスペンス映画(ジャッロ?)なんか全編使ってもピッタリはまりそうな気も。
エクソシストのヒットを受け、急きょなのかどうなのか、このアルバムが直輸入盤として国内でも販売されていたようですね。ライナーにもデカデカとエクソシストの文字が踊ります。
ちなみに盤はホワイトドラゴンのラベルです。ラッキー。
結構前だったと思うのですが、ディレクターズカット版が出るというのでリバイバルヒットした映画でもあります。後追いの僕には何がどう変わったのかサッパリなのですが…。ブリッジで階段降りてくるのは最初からでしたかな…?
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