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4番、サード、いたち野郎

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映画での音楽(9) 「I wanna hold your hand(抱きしめたい)」



1978年米で公開された映画「抱きしめたい」は、ビートルズのアメリカ上陸、そしてエド・サリヴァン・ショーに出演した1日を舞台に、ビートルズを一目見たいというニュージャージー州の若者たちが繰り広げるコメディ・・・・・・といったところですが、この映画の監督はなんとロバート・ゼメキス、脚本は後に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でもコンビを組むボブ・ゲイル、さらにプロデュースはスティーヴン・スピルバーグという何とも贅沢な面々。とりわけゼメキスは当時まだ26歳。それにスピルバーグが協力しようなんていうのは、すでに才能を見抜いていたということなんでしょうか。

この映画に使われる曲は、当然アメリカにきた1964年までのビートルズの楽曲オンリー。オープニングはタイトル通り・・・・・・



実際の映像とタイトル曲を合わせて始まります。実際は、これより前にちょっとした小話があるのですが。

これが本当によくできた映画で、随所にゼメキスらしいユーモアが散りばめられていて(もろに「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ぽいです)、コメディとしても面白いんですが、ビートルズを好きな人にはグッとくるような映像も。





キャピトルのドーナツ盤にMeet The Beatles! ガンガン売れてます。

なかにはひねくれ者の女の子もいまして



そんなのも入り混じりながら、ファンの子たちがビートルズの泊まるホテルに侵入して会いに行く、という企てを起こします。

みんなつかまってしまうんですが、運良くビートルズの滞在する部屋に辿りつけた子が



しかしメンバーご帰宅




メンバーの顔は最後まで出てきません。うまくやってます。


それぞれがビートルズに会いたいと没頭するあまり、身近な友達との信頼や愛情を忘れかけてしまうのですが、うまくいかずに喧嘩したり悩みを共有していくうちに、仲が徐々に取り戻されていきます。そして、今度は生でエド・サリヴァン・ショーを見るべく奔走。ラジオのチケット当選クイズ、テレビ局警備員への賄賂、スリ、そして売春・・・・・・そして強烈なアンチの登場。




話はそんなところにしておきまして。

再現度もなかなかの凝りようで、エド・サリヴァンのソックリさんだったり、ビートルズのショーも、顔を見せずにビートルズが演奏してるってことをうまく思い込ませてます。こちらの映画はDVD化されてないみたいです。




I Wanna hold your hand Final Show






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