The Doll「Desire Me/T.V. Addict」(1979)
前ブログから通算で28枚目の華麗なるシングル盤の登場、ということですけど、最近またクイーン聴いてるので、せっかくだからクイーンの親戚に当たるようなグループを探してみよう、という…親戚といっても、
ブライアン・姪、なんてそんなくぅだらないことを言いたいんじゃなくて、接点としても、音としても親戚に当たるようなグループを、というわけです。そんな曖昧なコンセプトなので、開き直って言えば、クイーンが好きな自分が好きな盤は、自分という媒体を通せばどれも親戚なんであって、じゃあどういう風に親戚なのかというのは、コレ書いている人の手腕にかかっているいるんであります、というのは大袈裟ですけんど。
この
The Dollというグループは、クイーンとは大して関係のなさそうなキーボード主体のバンドですが、実は
スパークスのフォロワー的なスタンスでデビューしたバンドなんだそうです。スパークスはハイトーン・ボイスと奇怪なキーボードサウンドが売りの今なお活動を続けるベテラン兄弟で、70年代前半はグラムロックという括りの中、クラシカルな側面もお互い持つということで相似関係に見られる節もあったようで、ブライアン・メイはこのグループへの参加を頼まれたこともある程の深いつながり。そのスパークスに倣った彼らの曲を聴くと、なるほど、なんとなく、それとなく、そこはかとなく、というスパークスぶり。実際はもっとシンプルなんですが、それもNWらしくよろしい、と。NW期を代表するレーベルの一つ、ベガーズ・バンケットから。
しかし下の動画によると、このシングルはUKチャート最高28位。意外と売れてたんすね。
The Doll「Desire Me」
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