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ザ・ショッキング・ブルー「マイティー・ジョー/アッカ・ラー」
「ヴィーナス」が日本で大ヒットし、続けて国内でカットされたのがこのシングルだったようです。A面はヴィーナス同様、初期の彼ららしい渋く印象的なジャキジャキいうギターが聴け、B面ではシタールを使い東洋っぽい雰囲気満載のインストナンバーになってます。シタールも実に器用に扱っていて、ギターを弾くロビーの技術の高さを感じます。
で、良いのは内容だけでなくこのジャケもまた、というところ。清潔ともフーテンともゆかぬオンザボーダーな髪型と素敵なお召し物。70年当時に自分が中学生だったりしたら、すぐ真似に走るかもですよ。
それと、彼らの前に置かれているブツの数々…。画像をクリックすると拡大できるのですが、たくさんの
ハイネケンと
スミノフの空き瓶。エフェクターもあったり、あと黄色い箱はなんですかね?キャラメル?そして
ニコンのカメラ…。バンドメンバー(特にロビーとマリスカ姐さん)は徹底的な差別主義者で、日本嫌い(日本人を猿扱い)だった割には電化製品はニコン。当時の戦勝国の皆さんが抱えていたジレンマかもしれません。そんな日本も、韓国や中国に悪いイメージはあれど、今や製品の多くが隣国製だったりというわけで、時代は回る。
この国内盤はMONO仕様。この頃のグラモフォンのシングルはMONOなことが多いですね。
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