久しぶりなのに単なるアルバム紹介みたいなのですみません。登録しているSNSでも少し書いたのですが、まー最近ハマって聞いてるレコード
Paul Anka「Painter」(1976) です。
ポール・アンカについて海外のウィキペディア見たら、このアルバムがディスコグラフィーに入っていないのはどういうこと?編集盤ではなさそうですが…どういう位置付けなのかしら。
ポール・アンカはオールディーズ華やかな時代に
ダイアナ で大ヒット、そして
マイ・ウェイ を生み出した大作曲家にして大物歌手。そんなアンカが76年に出したこちらは豊潤で麗しき歌メロディ輝くアダルト・コンテンポラリーな曲群となってますが、まず目をひくのがこのジャケットで、あの
アンディ・ウォーホル が描いたそうですよ。久しぶりにジャケットをしげしげと眺めながら聞き入ってしまいました。
タイトル曲はゴッホの悲哀に満ちた人生についてかいたものだそうですが、偶然とはいえその後のウォーホルの死と重なるものもあるようなないような…。
多数のミュージシャンが録音に参加していますが、ドラムでは
「Petsounds」 でお馴染みのジ
ム・ゴードン 、ギターに
ラリー・カールトン などなどアメリカ産凄腕セッションマンがいらっしゃるようで。そして全体を通して躍動感もトラジックもぶち込みながら一連の流れを感じさせるうねりは、コンセプトアルバムの趣きもあります。最後にA①のリプリーズもあるしね。アレンジも多様だし、聞いてて飽きないです。
A⑤の終盤で流れる複数の金管楽器によるメロディ、ストリングスな寂しげメロから一転してサビではアッパー(若干やけくそぽさが漂う)になるB①、美しきインストナンバーのB②など、珠玉の作品多数です。
ちなみに、このアルバムの形でCDは出たことないぽいですね。多分。
ポール・アンカより断然に70年代が不遇の時代であったであろう、
ロイ・オービソン のもこの頃のアルバムも聞いてみたいです。
A1 (You bring out)The best in me
A2 Wildflower
A3 The Painter
A4 Closing Doors
A5 Happier
B1 Living isn't Living
B2 Aldous(Instrumental
B3 I'll help you
B4 Never gonna fall in love again(like I fell in love with you)
B5 Prelude (You bring out)The best in me(Reprise)
VIDEO
Paul Anka「Happier」
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