David Stoughton という人物による
「Transformer」(1968) というアルバム…数ヶ月前にとあるお店でちょっと聞いたら猛烈に気に入り、ちょっと値が張ったけど買ったシロモノ。ところがこれ、ネットで検索してもほとんど情報がないんです。これはUK盤だったんでプライスガイドでも探してみたんですが、名前すら登録されていない始末。
ジャケからしてちょっとオカしい、危なっかしい雰囲気を醸しているんですが、音楽もアバンギャルドと言っていい範疇、とはいえどことなく聞き入りやすいところがこの作品のいいところで、68年といえばサイケデリック全盛期なのにその頃のメインストリームとは一線を画する孤高なサウンドは、別物のサイケ。もっと言えば、時代に耐えうる真のサイケ、みたいなー?Peter Iversの1stとある意味スタンスは似ているのかも…音は別物ですが。
ボーカルを他の人に任せるのも、そのピーター氏の1stと同じ。いくつかの曲では
John Nicholls なる女性が歌っているようです…半分くらいはサウンドコラージュ作品になってますが、浮遊感満載のフォーキーな曲も結構あるんです。これがまた一筋縄でいかない、間の抜けた不協和音がカッコイイ。ご本人はギター弾いたり歌ったりですね。この遠くを覗きこむようなジャケット見ながら聞いてると、なかなか陰鬱度増してきますが(^q^)
この人もそうなんですが、他のミュージシャンの名前見ると、どうもアメリカ人やイギリス人のようには思えない…ドイツかどっか?それとも北欧?と考えたものの米英盤以外は見当たらず。よく分からん。版権の名前が「Paradox Music」というのもなかなか。
CDは出ていないのに、MP3では売ってるようで、どういう仕組みなんでしょう最近のデータ販売は。
そんなわけで、もし彼について情報ご存知の方いらっしゃいましたら、ご教示くださいm(_ _)m
※こちらはモノラル盤ですが、ネットに出てるのはだいたいステレオ盤ですね。時代的にもあまりなさげ。
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