Roxy Music「Pyjamarama/The Pride and the pain」(1973 UK) WIP6159
1年半ぶりにこのカテゴリで更新。。。
ロキシー・ミュージックで最もほしいシングルといったら頭の2枚
「Virginia Plain」「Pyjamarama」ですが、先月ようやく2枚目の「Pyjamarama」を手に入れました…めちゃくちゃ汚い盤で。あまりの状態の悪さゆえ、100円で投げ売りされていましたが、盤を見た感じ「音飛びはないんじゃないかな~」と見立てて拾ってきたというわけです。
持ち帰ってまずはそのままプレイ。針飛びはありませんがチリノイズが相当なものだったので音がイマイチ前に出てこない。。。そこで掃除となるわけですが、バランスウォッシャーてやつで磨いても磨いても茶色い汚れが布につく。それでも何とか汚れがつかないまで拭いて再びプレイ。すると、なんということでしょう(ビフォーアフター風)。ノイズ除去とまではいかないものの、音の輪郭がハッキリして前面に出てきました。
このUKシングル盤が非常によい音で、初期のロキシーはどうも音がこもってるイメージなんですが、こちらは音圧すごいあります。冒頭の
フィル・マンザネラによるコード音の乾いた空気感たるや。
構成は単純でコード進行のパターンがおそらく2つ(歌と間奏)しかないのですが、間奏にあたる箇所ではバキバキのベースとドラムをユニゾンさせ、
アンディ・マッケイのサックスが気の触れたような痙攣サウンドで上空を行き交う、という感じです。以前聞いたCDではサックスの無理して出している高音部が削がれてしまい、イマイチ勢いを感じられないのが残念。
やってることだけ見れば若造騙しのような勢い先行の曲なんですが、これが今の年齢になって聞いてもカッコいいなーと思わせるものがあります。こういうのも彼らの中では織り込み済みなのかな。ぼく自身はいわゆるパンク的な曲で自己変革を起こすようなことはありませんでしたが、ここでのパンク風情サウンドにはすっかりハマりました。
B面のマッケイによる曲はインスト。こちらは静寂部分多いのでノイズがあると厳しいですが、いい曲です。
↑これちょっとほしい(^q^)
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