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4番、サード、いたち野郎

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The Hollies、おつな6枚組


「あれは・・・旧ドラ!?」



ドラ「文明堂のどら焼きで100円は買えません。あしからず」


文明堂といえばカステラ猫のイメージしかなかっただけに、衝撃のひとコマでした(浜スタで有名な関内駅前にて)


で、本題はみんな大好き(爆) The Holliesの6枚組CDとやらをちょい時間をかけてようやく聞き終えました。





CDのレーベルもなかなか雰囲気の出ている感じに。昔の2枚組CDケースのような大きさのものに、6枚入っています。いや~こういう収納の仕方もあるんですね。

このCDは「The Complete Hollies・April 1963-October 1968」なんてサブタイトルが付けられている通り、ホリーズの初期~サイケ期を中心とした曲で、おそらくはグラハム・ナッシュ脱退辺りまでの全貌を捉えたもの。
オリジナルアルバムからはもちろん、シングルA/B面、未発表曲、別言語でのシングル、別テイク、別ミックス、ライヴverなどなどなんてのも収録というまさにコンプリートにふさわしい内容です。ただ、アルバム曲順というわけではなく、どうやらレコーディングされた日付?の順番で収録されている模様。ステレオ、モノラルもアルバムごとにバラバラです。この辺はJPアマゾンのレビューに随分詳しく書かれているので、そちらを参考にしてもらうとしてですね…。

いやはや日付順とはいえ、多少ホリーズに親しんだことがあるなら楽しめる内容で、別テイクとかがポンと出てくるとテンション上がりますね。すっかりナッシュ抜きでの録音と思われた「Sings Dylan」も、「Blowin' in the wind」のナッシュが歌うバージョンがあったりと、うむむ。過去にCD化されたものが多いようですが、値段の安さも魅力。UKアマゾンで約11£。自分が買った時はユーロ危機も手伝って結構な円高だったので、他のCD5タイトルのとまとめて買ったりで、発送費、梱包費足しても1500円もいかない計算のはず。

改めて黄金期を聞くとロックンロールやR&Bの影響が顕在。特に初期はそうしたカバーが多いですね。そこにホリーズにしかないキッチリと甲高いコーラスとハネるビート。黒さを究めようとしたロンドン勢とは違う方向性ですが、ブリティッシュ・ビートの最高峰のグループといっても過言ではない、ハズ。アレンジ、演奏センスでも時代を超えた抜群のモノを持っていると思います。

いつだかのグラハム・ナッシュのインタビューで、ホリーズはロックの殿堂入りすべきグループと言っていましたが、はれて2010年に殿堂入り。それでも他の同年の英国勢グループに遅れを取ったのも事実で、メンバー本人たちの確信と、世間、というか(米国)マスコミでのホリーズに対する認識には差があったのかもしれません。日本でももっと話題に上がってほしいですね。懐メロだけじゃなくて、若い人向けの音楽誌とか、ボビー・エリオットを帽子の雑誌とかで(爆) とか書いてますが、彼は超絶に尊敬すべきドラマーですね。ちなみに同年受賞した演奏者/バンドはストゥージズ、アバ、ジェネシス、ジミー・クリフでした。






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