バックで流れている曲の多くは、映画のために作られたシタールな感じのサウンドですが、4曲だけロックが入ります。そのうち3曲がKinks。ということで、それ目当てで見たといっても過言ではありません、なんですけど、見たのは2ヶ月くらい前なんでもうあんまし覚えてない(爆) ちなみにもう1曲は、Rolling StonesのPlay With Fire。
ロックナンバーを映画のワンシーンでポコンと挿入するのはなかなか難しいもので、それがそのシーン用に作ったとか、ディスコものの映画とかだったらいいかもしれないですけど、過去の曲はそれだけでイメージが成り立ってたりするんで、あとから映像にハメる、ってのはなかなか難儀なものです。クセが強くなりすぎたり、急にバランスが崩れたり。
先日上げた「Stand By Me」はたくさんオールド・ナンバーを流してますが、だいたいはラジオから流れてくるっていう設定にして時代を醸し出すにとどめていますよね。
そこへくると、やはり「Blue Velvet」の「In Dreams」のシーンはすごいなぁ、と改めて感心。
表題曲の話が出たところでそろそろ本題へ。これは自分だけではないと思うのですが、小さい時にタイトル曲「Stand By Me」はこの映画のために作られたものだと思っていました。何十年も前の曲だなんて分からずに「良い曲だなー」と感心しきり。そして、この作品とセットになった感があって、映像を見れば曲を思い起こすし、曲を聞けばやはりこの映像が思い出されるわけです。それくらい馴染んじゃってます。