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4番、サード、いたち野郎

千葉ロックマリーンズ
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Atlantic Soul Legends: 20 Original Albums

円安がガンガン進んでいるそうです。センター試験は政治経済で受験したぼくですが、メロスには政治がわからぬ。
ということで、ここは自己本位、私利私欲と言われようと、ほどよいところで止めていただけると、海外Amazonを利用するときにありがたい…。相対的に向こうでの値段も変わるとなる話は別ですが、やはりカートに入れたのを計算してみると、ポンドやドル、ユーロあたり数円違うと結構な差額になります。今のうちにほしいものを買っておくか、反動がくると見て機を見るかは己の眼力次第。WBSでも見ておこうかしらん。

前政権の円高時代にお世話になったCD、DVDは色々とありますが、その一つが「Atlantic Soul Legends: 20 Original Albums」ちゅー20枚組ボックスCDです。



海外の紙ジャケにしてはやや厚手です。レーベル面はそれぞれ該当すると思われるデザインを使用。

日本では6,000円近くで出していますが、イギリスのAmazonではたしか20~30ポンドくらいで買えました。今見たらイギリスAmazonの在庫はなくなってしまったみたいですが…。

どういう基準でこの20枚になったのかはよくわかりませんが(各ミュージシャンの1stアルバムが中心?)、ホント有名なところがガンガン入ってます、とはいっても実際聞いたことがあるのは数枚くらいだったので、結構重宝しました。とか書いてますけど、買ってから1枚聞いて以来数ヶ月ほったらかしで、最近ようやくすべて聞き終えました。

トンデモ素人分野なので、雑な感想になります。特に気に入ったのは以下の2枚。



圧倒的な声量を持つウィルソン・ピケット!自由度高し。とはいってもこれはすでにCDで持っているので改めて聞いたんですが、やはり素晴らしいですなぁ。これがファーストLPになりますかね?

そしてエディ・フロイドの実に脳裏に焼き付くジャケ。与作ではありません。よく知ってるジャケなのですが中身は初めてでして、これも気に入りました。

そして時代を経るとともに変わるアトランティックのソウル・サウンド。この辺りから急激に変化があるような?



時代順では最後の4枚。左上のダニー・ハサウェイのファースト以降は都会的というか、ファンキーというか、AORやフュージョンにも通ずるというか、70年代サザン・ソウルへの橋渡し的な雰囲気があるような。

アトランティックというとツェッペリンとかイエスなどのロックものがパッと浮かんできますが、元々はR&Bやジャズでスタートを切って大成していったレーベルですから、やはり名盤多しですね。





Wilson Pickett-In The Midnight Hour




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荒野のフリーマーケット


袋田の滝です

というわけで先日、旅行で茨城県界隈に行ってきました。昔も寿司や水族館目当てでちょいちょい行っていた大洗へ再上陸。
ここはアニメの聖地になってるそうで、駅の中に特設ブースができていたり、ショッピングモールでもグッズが販売されていたりと、なかなかの盛り上がり。
 
 


そんなショッピングモールを出ると人だかりが・・・。何やらフリーマーケットをやってるみたいですよ。
 
 
 
ということでフリマへ特攻。肝心のフリマの遠景はゲットしておりません。あしからず。
それほど大きい規模ではなく、ちょいちょい見てまぁ帰ろうかと思ったその時、やはりありましたレコード数枚。しかもフリマならではな感じのそこそこ流通しているけど人気系なアイテムですよ。
 
 
 
注目は上2枚。これはぼくも好きな映画&テーマ曲。上のマカロニ・ウェスタンの大名作2枚はエンリオ・モリコーネ御大!
値段が書いてなかったのでお店の人に4枚持って行きました。せいぜい1枚300円くらいでしょ、と高をくくっていたら、フツーに「2000円」と言われました。ひえー。「安い方なんじゃないかな!」と言われたけれども、フリマといえば値切りが鉄則。「どうにかならんかね」とスリムクラブの突っ込みの人風に切り返したところ、「じゃあ」ってんでシングル2枚オマケしてくれました…。
 
 
 
この2枚はお察しの通り、どこにでもある盤。どうしても安くはできないとのことで白旗です。どうやら一般の方でなく業者の方だったみたいですね。まぁ欲しいものだったのでオッケーです。激安く拾えるのが発掘した感があって何よりの喜びなんですが。
 
あと、大勢の維新の人たちを撮った写真があって、つっても大阪のじゃなくて明治維新ですね。勝海舟とか写ってる白黒の古いヤツ。なんだこれ、と見ていたら爺さんが説明にやってきて「これはウチにある元本のコピーなの。だから本物」と、何やら怪しい導きをされかけましたが、華麗にスルーしてきました。危ういかな、危ういかな。
 



国内盤の60年代シングルの味わいある感じ。ペラジャケの両面ともにカッコいい。音の良し悪しとはまた別次元の楽しみがありますです。


↑クリックすると拡大して見られます。

ジャケ裏のノートには当時のクリント・イーストウッドが人気TVドラマ「ローハイド」という番組に出ていたことが記されていますが、日本ではどれほどの知名度だったんでしょう。本格的にその名前が有名になるのは「ダーティー・ハリー」まで待たねばなりませんが…。

で、改めてEPでレオーネ作品2つのテーマ曲を聞くと、文字通りさすらう口笛!武者震いして勇み立つような渋知的ギター・メロディ、決闘を盛り上げるコーラスにストリングス!映画のクライマックスを余すこと無く表現するモリコーネの精神は素晴らしいっすね。マカロニ・ウェスタンの定番のようで、他ではちょっと出せない味が彼にはあるのです、多分。メロディと哀愁が深く息づいている、という印象でしょうか。映像も素晴らしいので、未見の方はぜひ。ちなみに荒野の用心棒はクロサワ作品と酷似していたため一悶着あったことでも有名です。



さすらいの口笛 エンリオ・モリコーネ楽団








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映画での音楽(13) 「ダージリン急行(The Darjeeling Limited)」



↑写真間違い

とはいえ、ついでなので先日ひさしぶりに観に行った大相撲のお話。角界でのモンゴリアン旋風は皆さんご承知の通り…。現在2名いる横綱はどちらもモンゴル出身の強力な力士です。
そして相撲をちょいと見るのをサボっている間に、いつの間にかブラジル人の力士なんてのが上位にいたり、あとはチェコ出身で有名な隆の山という力士なんてのも幕内に上がらんばかりの勢いなんです。彼は小さい体ながらガッツ溢れる相撲でなかなか人気があります。

こんな風に、むやみに本題と関係ない言葉のフォントを大きくしたり、色を変えて目立たせてはいけません。

で、そういえばインド人力士っていたかしら、と思い検索したところ、どうやらいないらしい…。日本で著名なインド人といえば、チャダとか?タイガー・ジェット・シンとか?あとはサイババとかマハリシとか…これは迷走(瞑想)してきたので本題へとまいりませう。



そんなわけで2007年の「ダージリン急行」。インドを舞台にした映画、なんですけど、ずっと前に日本でも一世を風靡した「ムトゥ踊るマハラジャ」みたいな純粋なインド映画ではありません。アメリカ人が監督してるもんです。

心の離れた兄弟がスピリチュアルな体験を求め、インドの秘境を旅するっていうストーリーで、ロードムービーの趣き。当人たちの希薄なモチベーションとは裏腹に、生死や愛にまつわる問題に巻き込まれ、それぞれの心に変化が訪れる…みたいな話、だったような。やや重い内容ながら、不思議と清涼感があります。

バックで流れている曲の多くは、映画のために作られたシタールな感じのサウンドですが、4曲だけロックが入ります。そのうち3曲がKinks。ということで、それ目当てで見たといっても過言ではありません、なんですけど、見たのは2ヶ月くらい前なんでもうあんまし覚えてない(爆) ちなみにもう1曲は、Rolling StonesPlay With Fire

ロックナンバーを映画のワンシーンでポコンと挿入するのはなかなか難しいもので、それがそのシーン用に作ったとか、ディスコものの映画とかだったらいいかもしれないですけど、過去の曲はそれだけでイメージが成り立ってたりするんで、あとから映像にハメる、ってのはなかなか難儀なものです。クセが強くなりすぎたり、急にバランスが崩れたり。
先日上げた「Stand By Me」はたくさんオールド・ナンバーを流してますが、だいたいはラジオから流れてくるっていう設定にして時代を醸し出すにとどめていますよね。
そこへくると、やはり「Blue Velvet」「In Dreams」のシーンはすごいなぁ、と改めて感心。

で、「ダージリン急行」でのシーンはどうかというと、kinksとstonesを流すタイミングはちょいと特別なシーンという感じで、カメラの動きを変えたり、スローモーションにしたりしています。すごい融合とまではいかないけども、映画の中身同様にクセのない感触は、これはこれで新鮮かもしれません。

kinksの3曲は「This Time Tomorrow」、「Strangers」、「Powerman」。どれもシングルでは出ておらず、↓のアルバムに収録されています。




このアルバムからの選曲に関していえば、マイナーながら人気のありそうな曲を押さえたにくい選び方ってとこでしょうか。
まぁ他の曲を選んだところで、この映画で「君のレコードが1位になったよ」とか「デンマークストリートが~」って歌が流れてもしゃーないですもんね。賢明な選択です。なぜこのアルバムばかりから選んだのかは謎ですが、サウンドが適してると思ったんでしょうか。

それよりも根本的な問題として、なぜ3曲もkinksを選んだのか、という点ですが、やっぱり兄弟の話だからですかね~?それしか思いつかんです。そうでなければ監督の趣味か…。
とはいえ、ちゃんとシーンに合わせて曲を選んでいるようです。特に、中盤の助けられなかった現地の子どもの葬式に出席するシーンでは「Strangers」が流れ、この映画のハイライトといえる凝った映像になってます。
ぼくはこの曲が昔から好きで、歌詞も面白いし、デイヴが一生懸命歌ってるせいか声に力強さがあって、好感の持てる曲です。シンプルな構成もまたよろし。

この映画を見たけどkinksを知らない人には、どういう風に印象に残ったのかは気になりますね~。自分の場合は意識せずとも歌が先行して頭に入ってしまうので。



The Official Trailer for the Darjeeling Limited




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デイヴィッド・ボウイ、新曲発表&アルバムリリースも

デヴィッド・ボウイが10年ぶりの新曲 アルバムも発売へ
http://www.cnn.co.jp/showbiz/35026678.html


先日のことですが、ボウイが66歳の誕生日である1月8日、突如サイト上で新曲「Where are we now?」を発表&発売。さらにアルバム「The Next Day」も3月から各国で順次発売となることも公表しています。

いやー驚きですよね。あまりに急だったようで、自分も今日レコード屋さんの人に聞いて知りました。え?皆さんはもう知っていたとか?(がーん・・・)

「ヒーザン」「リアリティ」と立て続けに出したのも、もはや10年前なんですね。このサプライズな新曲発表は最初にTwitterでなされたようで、それを知ったレディ・ガガらがボウイの新曲に強い感心を示しツイート。ニュースが瞬く間に広がったそうです。
Twitterを使った宣伝が功を奏したのか話題騒然たる状況で、I tunesのダウンロード販売数も急上昇。そして新曲/アルバムのプロデュースは旧知の仲といえるトニー・ヴィスコンティということで、世界中のファンからの期待も高まっています。

そんなわけで早速PV見ました。映像も曲もデヴィッド・リンチのような感触ですね。歌詞ともども穏やかではありません…。果たして作品を通じ、どんなメッセージを発信するのか。今回で30枚目。まだまだヴェールに包まれたままですが、今年最大の楽しみができた予感です。またラビリンスを見たくなってきた。



Where are We Now?




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映画での音楽(12) 「スタンド・バイ・ミー(Stand By Me)」




すっかりこのカテゴリを放置状態でした~。結構ネタにできそうな映画を見てきてはいるんですが、すぐにやらんと感触の記憶が失われるので、放置はいかんですな。少しずつ消化していきませう…。
 
というわけで「スタンド・バイ・ミー」。こないだ10年ぶりくらいに見ました。もう小さい時に散々テレビで放送してたんで、5回目くらいになるんじゃないでしょうか。
 
今あらためて見ると、前にも書いた「アメリカン・グラフィティ」に設定がいろいろ似ているなぁ、とまず気づきました。時代、国(アメリカ)、田舎町、成長後の彼ら(ある人は死ぬ、という設定も)、そしてオールディーズで統一された音楽。両方とも舞台が田舎といっても、スタンド・バイ・ミーはもう山ん中って感じで、規模の差はありますかね。
 
そう思って見ていると、たしかにこの映画は青春&感動ものではあるのですが、戦後の空気が家庭や町にもたらした微妙な変化が現れてるようにも感じました。1959年の設定で、少年らは中学生の一歩手前。ということは戦後生まれなわけで、戦前の価値観を有した大人とは最も折り合いの悪かった世代と言えるでしょう。世代の隔絶はロック音楽の源流でもあるので、オールディーズで雰囲気を統一した…というのは考えすぎですかね?やはり。
しかしスティーブン・キングの原題は「The Body」ということで、Ben.E.Kingの曲を意識してタイトルを変更した可能性は十分ありそうです。
 
表題曲の話が出たところでそろそろ本題へ。これは自分だけではないと思うのですが、小さい時にタイトル曲「Stand By Me」はこの映画のために作られたものだと思っていました。何十年も前の曲だなんて分からずに「良い曲だなー」と感心しきり。そして、この作品とセットになった感があって、映像を見れば曲を思い起こすし、曲を聞けばやはりこの映像が思い出されるわけです。それくらい馴染んじゃってます。
 
そういえばこの曲は、数ヶ月前買ってまだ消化しきれていないアトランティックのソウル・アルバムのボックスの一枚にも収録されていました。英国のビートグループにも幾つかカバー・バージョンがありますし、当時から遠い彼の国でも人気曲だったようで…。これ安くてめちゃくちゃお得感あります。
 



ジャケが日本の国旗みたいですな。

そして、ついついマネしたくなる指を口に入れて「Pop」、のドゥーワップの名曲「Lollipop」も有名なシーンの一つ。シンプルながら洗練されたメロディで、白人女性4人組Chordettesの曲です。手拍子で始めるワクワク感がドゥーワップならではですね~。
 
一方で激しいビートの曲も。Jerry Lee Lewisの通称「火の玉ロック」。不良グループがやんちゃしてる時に流れてた、気がする…昨日の今日なのにもう覚えてない。間違ってたらすみません。そして不良の頭領が、あのキーファー・サザーランドの若かりし頃ですよ。
 
他にもBuddy Holly「Everyday」Bobby Day「Rockin’ Robin」など10曲近い美メロが目白押しなんですが、あの4人がそんなにこれらの曲に傾倒しているかというと、そうでもないように思います。やっぱりもうちょい年長のたしなみだったようで、年上の不良グループは車の中でラジオを使ってずっと聞いているし、主人公の亡くなった兄の部屋は彼らのようなミュージシャンのポスターがいっぱいに貼られていたり。なんとも細やかな設定です。



Stand By Me Trailer




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1984年生まれ。現在の住まいは千葉県浦安市。

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