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4番、サード、いたち野郎

千葉ロックマリーンズ
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Bryan Ferry Orchestra「Jazz Age」







去年出たブライアン・フェリーの最新アルバム「ジャズ・エイジ」
ブライアン・フェリーを特に追っかけてるわけでもなかったんですが、20世紀初頭のジャズテイストでセルフ・カバーしたという異色の作品です、ってことで、今回は興味を持ってUKアマゾンで注文。せっかくなんでレコード盤を所望したんですが、予定より1週間以上遅れて今日届きました。おせぇ。

発売からそこそこ経っているのに、日本では全くといっていいほど評判を聞かないこのアルバム。国内盤は出ていませんが、これから予定はあるのでしょうか?イギリスのアマゾンではすでにたくさんの評価やコメントが出ていて、評判は上々のようです。

ジャケからして、ジャズのコンピレーションのパロディみたいな仕上がり。
そしてさらに驚くべきは中身の方で、一応事前にプロモーション映像で音はチェックしていたんですが、これがとても現代録られたとは思えないくらい古めかしきサウンド…。そしてたしかに過去の有名曲目白押しなんですが、正直タイトル見ながら聞かないと分からないくらいの崩れ方。
いわゆる「ディキシーランド・ジャズ」って感じだと思うんですが(よく知らん)ディズニーで言えばビッグサンダー・マウンテンのある地域みたいな。キンクスのRay Daviesも70年代に憧れていたあのサウンドです。

ちょいと動画検索したら、向こうの朝の情報番組に出演しているのがあって、さすがにダンディズムとか言ってられんくらいのお年になってましたが、それでも相変わらず趣味性を掘り下げて行き着いた結果、ってとこなのかもしれません。晩年のジョージ・ハリスンも20世紀頭のジャズレコードばかり聞いてるとインタビューで話してましたし、そういうものなんでしょうか。

収録曲
Do The Strand
Love is The Drug
Don't Stop The Dance
Just Like You
Avalon
The Bogus Man
Slave To Love

This is Tomorrow
Tho Only Face
I Thought
Reason or Rhyme
Virginia Plain
This island Eeath

また、時代の雰囲気を醸し出すためか、10インチ盤というのも出てるようです。その場合はどうやら3枚組で、なんとフェリーの手書きサイン入り。500セット限定らしいです。150£くらいしてましたかね…。

それにしても、このオーケストラの方々は何者なのかしら。



Do The Strand-Jazz Age(2012 Promo Video)




Do The Strand-Roxy Music(↑の曲の元ネタ)



BBC Breakfast TV





2月中旬には、アメリカからさらに安い値段でCD、レコードともども出るようです。




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Comment

無題

  • Pandaboy
  • 2013-01-07 16:41
  • edit
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
あと、うちのアンケートではご協力ありがとうございました。

ブライアン・フェリーは、僕は20~30年代のスタンダードをカヴァーした「As Time Goes By」というのを持っていて、あれが結構好きで良く聴いてるので、今回のこれは興味あります。
僕もいたち野郎さんと一緒で、フェリーさんにはそれほどの思い入れもないもので、収録曲は半分くらいしか分かりませんが、ちょっとこういうのは面白いですね。

最近では、新譜情報は気に入ったアーティストのものしか入れていないので、こういう記事は有難いです。
今年もよろしくお願いします。

無題

  • いたち野郎
  • URL
  • 2013-01-07 22:24
  • edit
パンダさん、改めまして明けましておめでとうございます♪

おっ、フェリーにそんな面白そうなアルバムがあるんですね。早速欲しいものリストに…たしかにジャケは見たことありました。
こういった企画的なアルバムは普段とは違うワクワク感があります。Ray Daviesのコーラル・コレクションも主旨は近いでしょうか?

ほとんど新録のエントリってないのですが、稀に上がるものをお楽しみいただければ幸いです。

それでは、本年もよろしくお願いいたします。

無題

  • Graham
  • 2013-01-08 12:54
  • edit
よく意外だと言われるので、この記事にコメント入れてみよう(笑
Roxy好きなんですよ、Sirenまでですけど。
個人的にはPistolsよりも衝撃でしたね。
変態(爆笑

「スゲエかっこいい」状態から、あえて1ブロック外してしまうフェリーおじさんの男の哀愁に共感を感じてしまいます(笑

Virginia PlainとかDo The Strandなんかの変なコード感は、密かにジャズ的な要素を含有させてたのかなと深読んでしまいます。

しかし、フェリーも年を取りましたね。
個人的にはスーツでびしっとキメても、ズボンのチャックは全開にしていて欲しいんだけど(笑

そういえば、イーノはもう坊主頭にしてるみたいですね。
いさぎよいなー。

ことよろです。

無題

  • OASI-Z
  • URL
  • 2013-01-08 23:24
  • edit
いたちさん、大変遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

ほー、フェリーがこんなアルバムを出していたんですね~。そうですか、日本盤では出ていないんですね。道理で知りませんでした。
フェリーも2年半前に『Olympia』という、『Avalon』や『Boys & Girls』の頃を想起させる作品を発表して健在ぶりをアピールしていたので、ジャズ・テイストのセルフ・カバー・アルバムというのが、少し驚きでした。
でも、この位の年齢になると作品作りのモチヴェーションは、趣味的な内容とかキャリアを総括するものとかに限定されてくるのでしょうかね~。

今年もどうぞ宜しくお願いします。

無題

  • いたち野郎
  • URL
  • 2013-01-09 00:54
  • edit
グラハムさん、明けまし&ご無沙汰です♪

いつだったか、ポール・トンプソンのスクール水着の話がありましたね(笑)
後追いですが、好きなのはやはりsirenまでで、今でも時折聞くのはsirenと1stです。

初期はイーノ含め、フェリーにマンザネラと変なコード出せそうですね。ぼくは複数の音を出す楽器はてんでダメで、せいぜいセブンスで止まってるので詳しく分からないですが(笑) ソロ・アルバムはスタンダード・ボーカルものの雰囲気があって、「煙が目にしみる」も歌ってましたし、ジャズに通じるものははじめからあったのですね。今の年でチャックを開けたらいろいろとまずいですが!

イーノはパンクスみたいな髪型になってますね(笑) 最近見たインタビューだと、娘は5万枚のCDを持ってるとか(爆) あと、音楽がノンジャンルになっていることをよく話してる気がします。


OASI-Zさん
明けましておめでとうございます♪

やはり国内盤で出ないと宣伝がないですし、なかなか気づかないですよね。自分も偶然流れてきた情報を拾ったんです。
「オリンピア」は一回聞いたきりなんですが、ロキシー時代のメンバーやデヴィッド・ギルモアも参加してましたよね。アヴァロンの路線だったはずが、今回ここまで古めかしいサウンドにこだわったのは驚きです。
キャリアを積むと、趣味的な内容や総括したものになるというのもなるほどです。リンゴ・スターはいち早くその道に行った感がありますが(笑) バンドメンバーのソロ活動も、商業度外視でカバー集したり趣味一辺倒、という場合がありますね。

それでは、本年もよろしくお願いいたします。

無題

  • Graham
  • 2013-01-14 15:11
  • edit
>ポール・トンプソンのスクール水着の話がありましたね(笑)
そんな話があったねえ(笑
やっぱりロック界では彼が一番の着こなしを見せてくれると思いますね(笑
かっこいいけどどこか変なロキシーならではの発想でしたねー。

僕もSirenはよく聴きかえしますね。
ポップさと異端さ・変態さを、あれほど絶妙にミックスさせたアルバムはそうはないんじゃないでしょうか?
それまでよりもリズムセクションをオンにしたプロダクションの影響で、すっきり感があるせいもあると思いますけどね。

でも、「Virginia Plain」「Street Life」のようなベタないかがわしさもはずせないですよね(笑

無題

  • いたち野郎
  • URL
  • 2013-01-16 00:50
  • edit
グラハムさん、コメントありがとうございます♪

そうなんですよ。sirenのリズムセクションはよく聞こえますよね。それまでのダンゴ状態ではなくなって、スク水ドラマーのスネアの残響までよく聞こえてきます。
珍しくシンプルなリフのlove is the drugはリズム音の分かりやすさが顕著ですが、イントロから最後の微妙なコード感まで全てが愛おしい(笑)

virginian plainやstreet lifeはフェリーの歌い方がダサかっこいい!All I want is youはいかがわしさが低めですが、敢えてベタなギター・ソロに走るマンザネラのチョイスがまた良い…。
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