Supersister「Present From Nancy」(1970) オランダ
普段行かない土地のレコード屋を見ると、意外なラインアップ、傾向なのを見て小躍りするなんてこともありまして、とあるDeNA魂を感じる地方にあったチェーン店では、欧州のプログレと仕切られたレコードの枚数がなかなかのボリュームでした。
その中には、レコードで探していたSupersisterのファーストも。まぁオリジナルではないみたいですが、近年の盤というわけでもなさそう。多分late70~80くらいじゃないでしょうか。
インナースリーヴまであるとはラッキー。オランダ盤らしいです。
「オランダのソフトマシーン」と呼ばれるようですが、ソフトマシーンの中でも初期2枚に近い印象です。ほどよいシリアスさと毒のあるユーモアを、高レベルな演奏で駆け巡っていく独特なサウンド。ギターレスで、ファズの効いたオルガンやフルートがめまぐるしく騒ぎ立てるというのは今の耳でも十分新鮮でしょう。当時のシングル曲では、エルヴィス・プレスリー風の楽曲を演るなど、徹底した遊び心を持っています。
しかしちょいと調べたら、このバンドの日本版ウィキがそこそこ詳しく書かれているのに驚いた…。英語版より詳細に書かれているかも。
当時の超貴重なライヴ映像と、近年の再結成ライヴで。
Mexico/Wow 1971 Live
Present from Nancy live video at Amsterdam
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