オリジナル作品は4枚目「Contrast」を持っていただけなので(しかもボロ盤)、それ以外のアルバムを聞くのはお初。印象的だったのは、結構黒人ソウルの曲をカバーしていて、その色が徐々に濃くなっているところでしょうか。ファーストはまだオリジナル曲が少ないですが、ジョニー・キッドのカバーが入っているとは! 曲はこれまた抜け目なく「Doctor Feel-Good」。ケレン味のあるギターの音からしてすでに只者ではない雰囲気が。
サード「Extra Extra」では、同期のビートグループを強く意識しているのか、Easybeats「Friday on my mind」やSmall Faces「Understanding」のカバーも。次の「Contrast」から「Studio」にかけて独自のサイケ路線を固めていった、という感じでしょうか。この5枚までの間、なんと丁度2年という駆け足。この頃のバンドサウンドの変遷は凄まじいですね…。