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映画での音楽(4) 「アメリカン・グラフィティ(American Graffiti)」



映画としてももちろん、サウンドトラックもかなり人気の高い「アメリカン・グラフィティ」。監督はジョージ・ルーカス、製作がフランシス・フォード・コッポラというメンツで1973年に公開されました。
ブリティッシュ・インベイジョン前夜、1962年のアメリカの田舎町が舞台。学校の卒業などで新たな旅立ちを翌日に控えた一夜に、数々の登場人物がそれぞれワンナイトで体験する出来事を追ったもの。青春モノでもありますが、最後まで見ると分かるように、その後起こるベトナム戦争とも関連付けており、古き良きアメリカの終焉を描いた社会的にもノスタルジックな作風となっています。

で、この中でいわゆるオールディーズ曲が使用されているのですが、その使用率が半端でなくて、終始流れているといってもおかしくないくらいです。ゆうに20を超える曲数。サントラ盤には41曲入ってるそうですが、映画で使用された以外にも、ルーカスが好きな曲を選んだんだそうです。

これらの曲は高校で行われているダンス大会のバンドが演奏していたり、カーラジオから流れてきたりとシーンの状況に合わせて登場するのですが、これが見事ハマってます。今となっては(もちろん当時からも)有名な曲ばかりですが、この映画の果たした役割も相当に大きいはずです。

登場人物の中に、いかにもガキ大将、だけど好漢な走り屋のワルがいるのですが、若い女の子がカーラジオでビーチボーイズをかけると「サーフィンは嫌いだ。ロックンロールはバディ・ホリーまでだ」と怒ってラジオを止めるシーンがありまして、イギリスでいうロッカーズの先祖を見た気持ちです。ちなみにこの大将のライバルは若き日のハリソン・フォードです。これに出演する前は俳優を一度辞めて大工やってたらしいです。

使われている楽曲は、冒頭のビル・ヘイリーに始まり、デル・シャノン、ビーチボーイズ、バディ・ホリー、プラターズ、スカイライナーズ・・・チャック・ベリーもあったり、結構な数です。

テーマが意外と重いので退廃的な雰囲気もあるのですが、明るいイメージのオールディーズ・ナンバーが名残惜しさを演出するというのも不思議なもの。パーティの後やお酒を飲んだ後に寂しい気持ちになるなんて言いますが、そういう印象をもたらすんでしょうか。
前に書いた「ブルー・ベルベット」もオールディーズ曲を使ったカルトチックな映画でしたが、「ブルー・ベルベット」の方は直感的に曲を選んだという感じですね。この辺を深く比較すると面白いのかもしれませんが…。

僕自身ルーカス作品はそれほど気に入ったものが今のとこないんですが、本作はぶっ飛んだギャグもあったりして見所も多いと思います。



'American Graffiti' official trailer

そろそろ本業のレコでいこうと思っていたのですが、今回も手軽なところに逃げてしまいました。それではまた!





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