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4番、サード、いたち野郎

千葉ロックマリーンズ
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華麗なるシングル盤31 Daryle Hall & John Oates「Maneater/Family Man」(Not For Sale) +3







Daryle Hall & John Oates「Maneater/Family Man」(Not For Sale)(1982)

「大井歯科、終わっちゃうぽい」と聴こえるサビで有名なマンイーターとファミリー・マンを収録したホール&オーツの謎のテストプレス。どちらも1982年のアルバム「H2O」の収録曲です。ジャケというか入れ物のスリーヴは一応RCA作製のモノらしいです。12インチシングル、33回転ではありますが鮮度抜群です。それにしても12インチシングルのテストプレスてアメリカの場合は33回転ばかりの気がしますが、何か理由があるんでしょうか。といっても、他の国のテストプレスもあまり見たことがないですが…。やはりアメリカは数が多いですね。

実際にはこの形でのシングルはどうやらなさそうです。マンイーターは1982年にシングルカットされ大ヒットしていますが、ファミリー・マンの方は1983年の発売。こちらにはマンイーターを含め3曲収録されていますが、このテストプレスには1982年の表記。発売を見送られた幻のシングルかもしれません。

それにしても検索かけていて知ったのですが、このファミリー・マンという曲はマイク・オールドフィールドがオリジナル。ちょいとサイケさとちょいとタイムを外すバッキングが見られる、と思っていましたが…。しかもオールドフィールドが同年に発売したこの曲を同じ年にカバーて。



Family Man







ちょいと古いアーティストの近年の作品が図書館にちょこちょこ入っていたので、ついでに軽く感想なども… 最近更新があれでしたし…。

Mark Stewart「Edit」(2008)



元Pop Groupのメンバーが12年振りに出したというアルバムだそうです。ヒップホップのリズムを極端に表出させつつ、シングル曲ではメタリックで印象的なメロディも。


Iggy Pop「Preliminaires」(2009)



還暦も過ぎたイギー・ポップの最新作。パンクスタイルはすっかりおやめになったそうで、ジャズやシャンソンの曲を歌いあげています。なんとなくこういう路線に行くんじゃないかとは思っていましたが…。
イギー・ポップで探している曲があって、一度聴いただけで曲名が思い出せず見つけられずにいます。しかも12インチバージョンで、多分ボウイがこれはあかんというようなアレンジをしちゃってたモノでした。


Roddy Flame「Western Skys」(2006)



もう5年前のアルバムのようですが、アズテック・カメラを率いていたロディ・フレイムの2006年のソロアルバム。アコースティックな編成を中心に、深みを増した美声を披露。アコースティック・ギターの技もやはり素晴らし。国内盤のボーナストラックではBoys Wonderのライヴも収録。


なかなかこういう近年の作品はCDショップの店頭でも見ないと見つからないもので、図書館に寄ったときに運良く見つけておっ、となって、んで無料で借りてほほほいと聴けるわけですね。仕入れを申請していらっしゃる市民の方々に感謝。


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華麗なるシングル盤30 Syd Barrett「Flapdoodle Dealing」

Syd Barrett「Flapdoodle Dealing」(1986?)
「Milky Way/Birdy Hop/Word Song/Opel」






7インチの二枚組が箱に入ったシド・バレットのシングル・レコードです。



しかしよく分からんアイテムで、200枚限定生産とうたっているわ、ギリシャ製だわ、ハーヴェストからライセンス得てます的な文言、イタリアのファンクラブがプレスしましたとかなんとか…そしてレーベルにはNot For Saleの文字。ジャケ&裏の紙もノリで適当に貼っつけただけです。

いつのプレスか書いてませんが、ネットで検索すると1986らしいというサイトが多いので、一応それに則ります。そしてこれら4つの収録曲は未発表音源集「Opel」に収録されているものですが、こちらの発売は1988年。2年先にこのシングルが出てるっつーことになりますね。
もしかしたらテイク違いの可能性もあるので聴き比べました…。


↑UK盤のレコードです。

結構比べるのに苦労しました。音がまるで違うので。LPの方は小奇麗に処理されているのですが、シングルの方はテープのヒスノイズがでかいわ低音は強いわギターの倍音が響くわ…ある意味自然な姿かもしれません。ギターのコードが変わるとき、指がスライドする音までしっかり入っていて、迫力はシングルの方があります。個人的にはこちらの方が好きです。
で、4曲ともすべて同じテイクみたいに聴こえますが、あまり自信はありません。Disk1のMilky WayとBirdy Hopは前奏、というかシドのカウントの声などがシングルには収められています。しかし、Disk2のWord Songは、シングルの方でシドのカウント的な音声が削られています。Opelはほぼ同じ形で収録。



1.Opel 2.Milky Way 3.Effervescing Elephant







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華麗なるシングル盤29 The Squeeze「Take Me I'm Yours」

The Suqeeze「Take Me I'm Yours/Night Nurse」(1978)





リズムボックスとクセのある重いシンセをバンドの音に乗せて、しかもポップ・サウンドを演ってしまうという変態的なシングルでデビューを飾ったスクイーズ。引きずるようなリズムと綺羅びやかさゼロのギターソロ、しかし自然と口ずさみたくなるメロディを巧みな低いコーラスで2つ重ねて淡々と歌う超絶ソングです。シングル黄金期、60年代を彷彿とさせるような、同フレーズの繰り返しと展開の妙もいいですね。
このジャケと同じデザインで出されたデビューアルバムはジョン・ケイルがプロデュース。彼は恐らく、バンドのプログレッシヴな面ばかり強調したかったせいか、ケイルのプロデュース曲群は、同LPにも収録されたこのシングル曲に比べると、ちょっと冴えない感じ(メンバーも後年に、ケイルにポップな面を切り捨てられたと話しているそうです。そしてこのデビュー・シングルは両面ともにバンドのセルフ・プロデュース)。



ちなみにLPではバンド名のところが、アメリカやカナダ、そしてオーストラリアで出たものには「U.K. Squeeze」という記名がされています。これはそれらの国々でそれ以前から同名か似た名前のポピュラー・グループがいたためだそうです。日本でもスクイーズて名前のグループがちょっと売れていたような。








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華麗なるシングル盤28 The Doll「Desire Me/T.V. Addict」








The Doll「Desire Me/T.V. Addict」(1979)

前ブログから通算で28枚目の華麗なるシングル盤の登場、ということですけど、最近またクイーン聴いてるので、せっかくだからクイーンの親戚に当たるようなグループを探してみよう、という…親戚といっても、ブライアン・姪、なんてそんなくぅだらないことを言いたいんじゃなくて、接点としても、音としても親戚に当たるようなグループを、というわけです。そんな曖昧なコンセプトなので、開き直って言えば、クイーンが好きな自分が好きな盤は、自分という媒体を通せばどれも親戚なんであって、じゃあどういう風に親戚なのかというのは、コレ書いている人の手腕にかかっているいるんであります、というのは大袈裟ですけんど。

このThe Dollというグループは、クイーンとは大して関係のなさそうなキーボード主体のバンドですが、実はスパークスのフォロワー的なスタンスでデビューしたバンドなんだそうです。スパークスはハイトーン・ボイスと奇怪なキーボードサウンドが売りの今なお活動を続けるベテラン兄弟で、70年代前半はグラムロックという括りの中、クラシカルな側面もお互い持つということで相似関係に見られる節もあったようで、ブライアン・メイはこのグループへの参加を頼まれたこともある程の深いつながり。そのスパークスに倣った彼らの曲を聴くと、なるほど、なんとなく、それとなく、そこはかとなく、というスパークスぶり。実際はもっとシンプルなんですが、それもNWらしくよろしい、と。NW期を代表するレーベルの一つ、ベガーズ・バンケットから。

しかし下の動画によると、このシングルはUKチャート最高28位。意外と売れてたんすね。


The Doll「Desire Me」


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1984年生まれ。現在の住まいは千葉県浦安市。

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