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4番、サード、いたち野郎

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華麗なるシングル盤(36) Josef K「It's kinda funny/Final request」




Josef K「It's kinda funny/Final request」(UK盤/POSTCARD80-5)

早くyoutubeの嵐を次のページへ追いやるべく、です。

最近感じるのは、他人と音楽の話をする機会が随分少ない、ということ。5年ほど前までは栃木県に住んでいたのですが、その頃は素晴らしいレコード店が下宿先の近くにあったし、友達でもレコードに興味ある人もいたし、今と比べるとずっと多く、ここで書いてるようなことを話していたんだなぁと思っています。まぁこういうことはリンク先の方々も感じていることかもしれませんが…。

そんな時、1ヶ月以上ぶりという長めの空白期間を経て中古ショップへ行くと、敬愛しながらも古いレコでは持っていなかったJosef Kのシングル盤(Postcard盤)に遭遇。2枚。写真はIt's kinda FunnyがA面のシングル。LP収録とは別バージョンらしいですね。唯一のアルバムも聞きたい~。最優先で持ち帰ると、CDでは味わえなかったドーンときてガシャーンとやられる感覚に陥ったという。

生きている間、稀にガツンとくるような音や曲を聞くと、日々の大抵のことがつまらないとか、くだらなく思える体験をしてしまうわけで、今回がまさにそれ。今の状況でこの体験。現状をくだらないと思えるか、それとも体験を共有するべく同胞を欲するかはリスナーの性質次第。

といっても、モノで満たされる思いなんてのは自分にとって知れている程度のもので、そんな考えのせいか、さほどコレクター気質があるわけでもなし。しかし、過去の音や映像を詰めたレコードなり映画っていうのは自分を裏切らない、という意味では実に完璧。完璧すぎて、ライヴにあるようなスリル、生活で生まれる意表、という面白さには欠けます。現実逃避のために旅行するとか山登るって人もいますが、本来的な現実逃避というのは、こういう完璧な別世界に入れ込むことなのでは。これはどうでもよい話。

Josef Kはスコットランド出身のバンドで、1980年頃のUKインディーズで人気を博したグループ。短命だったためか日本での知名度はそれほどですが、曲群はCD1枚で結構網羅されてるので、入手は易し。


It's kinda funny(single)



It's kinda funny(Only fun in town version)



Final Request




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華麗なるシングル盤(35) The Police「Six Pack」


なんじゃこの1列に並べた見辛い写真は、という感じですが、致し方ない事態でございます。


 
シングルレコードが1枚1枚、壁掛け用に縦長のビニールに入っているんです。
これはポリスが1980年に出した「Six Pack」という6枚シングルセット。UK盤。これまでに発売されていた「Roxanne」「So Lonely」「Can't stand losing you」「Message in the bottle」「Walking on the moon」そして、このセットだけに収録された「The Beds too big without you(Mono Ver.)/Truth hits everybody(Live in Boston)」が収納されています。どのシングルもこのセットのためにプレスし直されたもののようです。すべてに歌詞カードと写真のついたカード付。
おや、このカード見たことあると思い、手持ちで被る何枚かを見ると、やはり品番がこのセットと同じものでした。このセットからバラしたものが流れたりしているようです。これからは気を付けなくては。


レコードはどれも透明のブルーカラー。レーベル面もセカンドアルバムの頃の写真で、どれも同じものです。
ちなみに、当時日本にも大量に輸出したらしく、1万セットくらい入ったとどこかで見たのですが、真偽のほどやいかに。1万てすごいなぁ…さすがにそんなに売れないでしょう…。デビューシングル盤「Fallout」が入っていないのが惜しい限り。


壁に掛けないときは、畳んでしまえる優れものです。



しかし、このブログでずっと前から使っている手持ちのカメラ、非常に性能が悪いんですよね。高かった割りにはでかいし重いしズームもきかないし、何よりボタン押してからの反応が非常に悪いし、フラッシュたくと必ず光で真中が見えなくなる。そしてブレる。ただいま渦中にあるオ◯ンパス製品に変えてよいことが1度も無かった…。普段カメラほとんど使わないですが、早く買い換えたい…。撮ってる人が相当不器用なのもありますが。



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華麗なるシングル盤(34) Tin Machine「Maggie's Farm(Live)+Tin Machine」

続けてボウイ作品です。80年代終わり頃に、Tin Machineというバンドの「一員」となってソリッドな音を展開、ダンス音楽からの脱却を図っていた時期のシングルです。


Tin Machine/Maggie's Farm(live)/I can't Read(live)
 
ファーストアルバムの表題曲「Tin Machine」とMaggie's farm(live)の両A面という形で出された12インチシングル。特に素晴らしいのがライヴ演奏の「Maggie's Farm」です。ボブ・ディランの名曲のカバーですが、緩急のついた展開に、ぬるぬるしたギターとギラついた突き放すようなギター(こちらがボウイ?)の応酬。突き抜けそうなところで尻込みするような落とし方がたまらない、素晴らしいカバーだと思います。そして何より、この独特のスピードバランスを司っているのはトッド・ラングレンやイギー・ポップとも仕事をしていたリズム隊のSales兄弟で、相当のリハを重ねたのではないかと思わせます。


Maggie's Farm+Country bus stop-Tin Machine




Maggie's Farm(Live at Farm Aid 1985)-Bob Dylan

ディランのライヴの方、後ろにいるのはトム・ペティですかね?こちらも当時のスタジオ録音とは大分違いますね。


ちなみにこのレコードのジャケットは広げられるようになっているポスターで、6倍の面積になります。


↑こう見えて結構でかい





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華麗なるシングル盤33 ザ・ショッキング・ブルー「マイティー・ジョー/アッカ・ラー」


↑クリックすると拡大します
ザ・ショッキング・ブルー「マイティー・ジョー/アッカ・ラー」

「ヴィーナス」が日本で大ヒットし、続けて国内でカットされたのがこのシングルだったようです。A面はヴィーナス同様、初期の彼ららしい渋く印象的なジャキジャキいうギターが聴け、B面ではシタールを使い東洋っぽい雰囲気満載のインストナンバーになってます。シタールも実に器用に扱っていて、ギターを弾くロビーの技術の高さを感じます。

で、良いのは内容だけでなくこのジャケもまた、というところ。清潔ともフーテンともゆかぬオンザボーダーな髪型と素敵なお召し物。70年当時に自分が中学生だったりしたら、すぐ真似に走るかもですよ。
それと、彼らの前に置かれているブツの数々…。画像をクリックすると拡大できるのですが、たくさんのハイネケンスミノフの空き瓶。エフェクターもあったり、あと黄色い箱はなんですかね?キャラメル?そしてニコンのカメラ…。バンドメンバー(特にロビーとマリスカ姐さん)は徹底的な差別主義者で、日本嫌い(日本人を猿扱い)だった割には電化製品はニコン。当時の戦勝国の皆さんが抱えていたジレンマかもしれません。そんな日本も、韓国や中国に悪いイメージはあれど、今や製品の多くが隣国製だったりというわけで、時代は回る。

この国内盤はMONO仕様。この頃のグラモフォンのシングルはMONOなことが多いですね。









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華麗なるシングル盤32 The Creation「Painter Man/Biff, Bang, Pow」





The Creation「Painter Man/Biff, Bang, Pow」(1967・独盤)

こんなジャケ写もあったのに、ヘッダー写真に使うべきところでうっかりしていました。しかし皆さんおっさんくさい表情なさっている。フォトショなんてない時代ですからね。ごまかしの効かない一点勝負、という精神はしっかり音溝にも刻まれていて、さすがバンド最大のヒットソング。A面「Painter Man」はUKシングルチャートでまぁまぁ、ドイツでは人気あったようで10位内まで入ったそうです。LPもこのHit-tonから積極的に出してました。
初期The Whoロジャー・ダルトリーのようなねちねちした歌声とビヨビヨいうギターのズレ具合が妙技でして、サビは表拍でガンガンいくなんて変化も単純ですが素敵です。

いまどきのガレージというのかフリーキーというのか、有名なところしか分からないのですが馴染まないのが多くて、60年代のはいまどきよりずっと高確率でいけるというのは、自分の中でまだ知らずにいる問題の一つであります。多分、ミックスの具合、60年代特有の音質、辺りに近因があるかも? MC5がいまどきの時代にぽんとメジャーデビューしていたら、キンキンいうミックスにされて、つまらなくなっていたんじゃないかと思っています。パフォーマンスは別として…。










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1984年生まれ。現在の住まいは千葉県浦安市。

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