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醒めた歪み Iron Butterfly「Ball」











Iron Butterfly「Ball」(1969)


先日、ようやくガスがきました~。しかし下水道の使用が制限されているので不便な生活は変わらず…。しかし、市役所から情報をうけとれるようメルマガを購読していたのですが、本当事細かに、そして迅速に情報が入ってくるので助かってます。
ガスがこない間に活躍したのはコンロなどで使うガスボンベでして、市内スーパーなどではなかなか手に入らなかったのですが、東京で見るとあっさりと発見。ライフラインの何かが復旧できなかったときのためにも、電気で沸かせるティファール的なものや、ガスコンロの準備はこれからのためにも用意されることをおすすめしますです。


で、4月は3月と反動し、忙しくなりそうなので今のうちにちょいとでも。
最近連日聴いてるのはアイアン・バタフライ「ボール」です。傾向的に最近のエントリの延長でもありますが、存在も知らなかったアルバムで、3月末ころに長くレコ買えなかった分、ちょいと多めに買ったうちの一枚で、一番安かったこれを一番聴いているという。高けりゃいいとは限らない。船場吉兆。聴いて頭が…真っ白に…とはいきませんが。

アイアン・バタフライで最も有名なのは、日本でも当時シングルでヒットしたアルバム「ガダ・ダ・ヴィダ」だと思うのですが、この「ボール」は、サウンドトラックを挟んでその次のアルバム。全体を通して3枚目。当時アメリカでヒットしたようで、最高位は3位。「ガダ・ダ・ヴィダ」は最高位4位なので、人気は落ちることなく、上昇していたことをうかがわせます。

昨今のエントリに続きアメリカのバンドで、西海岸はカリフォルニア生まれ。この「ボール」は前作に比べかなりコンパクトにまとめたアルバムで、それでも展開の妙にこだわった曲が多く、どれも面白い曲ばかりです。ギターは目立ったエフェクターの使用が多く、特にファズを多用してますが、他のギターソロのバックで突然鳴らすなど、かなり奇怪な使い方。メロディはほとんどベース任せですが、こちらもかなり動きます。ドアーズのキーボードのような音が終始流れていますが、ブルース度はかなり低く、おもちゃのようなシンプルさで響かせるところがまた良いところ。かなり素っ頓狂とした展開ばかりな上、アンサンブルにこだわらない楽器の演奏で、ツヤっぽいボーカルが上手に出てくるところも面白いですね。冗談ぽさも音のセンスの良さでカッコよくしてるし、実はすごい色々作りこんでるんじゃないかな、と思います。B-1「It Must Be Love」とかシャレた感じもしてて、イマドキの器用なミュージシャンがマネしてそうですが、このスイッチの切り替えたときの痺れってのはやはり彼ら限定ということで…。A-3「Lonely Boy」やB-4「Belda Beast」のダーティな哀愁はイギリスには見られない感じもしますね。どっちかといえば日本的かも。



It Must Be Love



Belda Beast



Lonely Boy





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