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4番、サード、いたち野郎

千葉ロックマリーンズ
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無声映画のコラージュ「Under Pressure」の映像

最近、人に貸したまま6年近く行方不明になっていたクイーンの「グレイテスト・ビデオ・ヒッツ2」を買い直してほいほい見ています。
クイーンのプロモといえば「ボヘミアン・ラプソディ」が有名ですが、色々な趣向を凝らした後期の映像の方が好きな作品が多いです。チビッ子たちがバンドそっくりに演技し躍動する「ミラクル」、ホラーとファンタジーが融合したような「カインド・オブ・マジック」なんて自分の中では上位にランク。他にも、女装で話題になった「ブレイク・フリー」やスタジオでの風景を見られる「ワン・ビジョン」もなかなか。

そんな映像の中でも異色なのが、デヴィッド・ボウイと共演した「アンダー・プレッシャー」。クイーンのビデオの中では唯一本人たちの映像が流れないんじゃないでしょうか? イニュエンドウ期のは抜きにして…(そういえばこのDVDにはイニュエンドウ期の映像はスッポリ抜けている)。



Under Pressure

序盤は日本の通勤ラッシュや、大恐慌、デモなどのシーンが流れます。不吉な雰囲気は、大サビ前の静寂で表れるカイブツのモノクロ映像(ドイツ映画「ノスフェラトゥ」)で頂点に。その後は展開が一変、白黒映画のキスシーンが連発されるって感じですかね。このノスフェラトゥ(吸血鬼)の映像は当時からかなりグッとくるものがあり、気になってました。最近になってようやく見まして。

こんな映像果たして誰の趣味なのかしら、とコレを見た当時から思っていたのですが、よく考えればボウイも共演しているわけで、これはひょっとしてボウイの考案なんじゃないかと…。一応は両人ともビデオ制作には関わっておらず、クイーンとボウイの両方でビデオの制作経験があるデヴィッド・マレットが作ったということになっていますが…。


ボウイの関与の可能性をにおわせる話も。先日ブックオフにて50円(爆)で映画「ラビリンス」のパンフレットを買ったのですが、なんと出演しているボウイのインタビューがありましたよ。あら、トレンディ。


問題の部分を拡大しますと・・・



-あなたは映画のファンですか?

D.B.「初期のドイツ映画には前から魅了されている。パブスト、ムルナウやラングなど、彼らのフィルムを集めている・・・エイゼンシュタイン、ゴダールまで・・・」


というお言葉が。他の雑誌でも同様なことを言ってるのも見たことあります。
このプロモに出てくるカイブツの映像「ノスフェラトゥ」はF.W.ムルナウという映画監督による作品ですし、一瞬出てくる映像は、恐らくセルゲイ・エイゼンシュタイン「戦艦ポチョムキン」の1シーン。当人の好みと映像で登場する映画が一致します。というわけで、ドイツなどの無声映画好きなボウイによって、多少のアイデアが捻出されていたんではないかと思います。実際のところは果たして。

ボウイの話ばかりになりましたが、クイーンも映画とは結構かかわりのある映像撮ってます。「レディオ・ガガ」ではフレディがリメイク作について音楽で参加した「メトロポリス」の映像使ってますし、「プリンスオブザ・ユニバース」「ハイランダー」の映像、主演俳優と融合。「フラッシュのテーマ」は当然「フラッシュ・ゴードン」の映像使ってますね。

しかしアンダー・プレッシャーは他の映像はほとんど分からないんですよね。せいぜい3つというところ。特に後半のキスシーンの映画はほとんど知らんです。誰かまとめてくれてないかしら。他力本願寺。




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Kinks「Afternoon Tea」別ヴァージョン

いやはや、台風上陸で、こちらも電車のダイヤが乱れまくってます。そうなる前ギリギリに帰れました。吹けよ風、呼べよ嵐←言うほど呼んでない

台風関連で感動できるお話といえば「台風のフー子」というのがありましたが…


天候の話はそんなことにしまして…そう、手にしたのは結構前ですが、Kinks「Something Else」のオランダ盤STEREOにまつわるお話をちょいと。






ジャケはUK製ですが、盤はオランダのもののようです。

やはりミックスも英米とは違うものがあるらしく、たしかに聞いているとあれって感じになります。
んで、まるでオリジナルと違う、というのが収録曲「Afternoon Tea」です。誰が弾いているのかは分からないんですが、ヴォリューム・ペダル・ギターがかなりフィーチャーされた仕上がり。上からかぶさってくる印象を受けるほどの大胆なアレンジです。

で、Youtubeにないかしら、と検索したものの、どうやらこのヴァージョンはないみたいです。残念。
しかし、最近発売したデラックス・エディションには、このヴァージョン(ドイツとオランダのステレオ版)がCDでは初めて収録されたそうです。

そんなこんなでAfternoon Teaを聞いている、ということはラスト・トラックのWalterloo Sunsetは目前のはず。近所のDirty Old Riverを鑑賞しながら…


↑本当に汚いところでぃす




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The HolliesのBBC録音集


The Hollies「Radio Fun」


最近発売された、ホリーズのBBC音源集です。イギリスから届きました。

CD1枚ですが、32曲とボリュームあります。1964~1971年まで、曲順は時系列ではなくランダム。むろんすべて生演奏。結構色々な番組向けに演奏してますね。ブックレットはドラムのボビー・エリオットが書いてます。

一気に聞きましたが、どれもが演奏レベル高すぎでして、まるでスタジオ作のような出来。ほとんどの曲がオリジナル以上にテンション高めで、特に、(多分)スタジオ作では発表されてない「Shake」のカバーのようなノリの良いナンバーは気合い入ってます。ライヴでもまったくぶれないコーラスワークはスゴすぎですね~。

この投稿でようやく、ドラマー20のたくさんの動画で重かったサイトトップともおさらばです。




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HolliesとSmall FacesのDVD


British Invasionシリーズ Smallfaces「All or nothing」,
The Hollies「Look through any window」


先日UKアマゾンから届いたDVDです。British Invasionシリーズとかいうシロモノ。過去の演奏に現在のメンバーらのインタビューを挟んだものですが、なんと演奏だけを続けて聞くこともできるという。Small Facesの方は数年前から出ていたと思います。

UKから届いたものはリージョンフリーだったのですが、欧州は日本とは放送方式が違うという厄介ぶり。しかし、ウチのパイオニア製のプレーヤーはPAL方式もいけるとのことで、無事再生できました。万歳\(^o^)/

Small Facesは昔、汚い映像のブート・ビデオで散々拝んでいたものと同じものも多く(それでも綺麗に映っていたことにパスタに感動)、生演奏も少なめでした。
一方のHolliesの方は、生演奏が多くて見ごたえあり。現在のトニー・ヒックスによる即興のバンジョー演奏も登場。いまだにイケメン且つやさしい英語で喋ってくれたのはグラハム・ナッシュでした。

そして来日時の映像! 渋谷の道玄坂らしきところを練り歩いたり、時代が時代ってことで、ナッシュが恋愛成就願の書いてある木に漢字で「平和」って刻んだり。あと京都ぽいところも歩いてました。ここで、なんでボビー・エリオットがいつも帽子被ってるのかを知ることもできました(爆)

どちらのDVDも演奏曲だけで20曲をゆうに超える作り。ドキュメンタリー抜いてでも見る価値あり、だと思います。Small Facesの方は日本盤も出てるみたいですね。

ちなみに日本のアマゾンでも輸入盤DVDが出ていますが、どうもUS盤ということでリージョンが1ぽいです。リージョンが2の日本のプレーヤーでは通常再生できないのでお気をつけ下さい。





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華麗なるシングル盤(37) David Bowie「John, I'm only dancing/Hang on to yourself」


David Bowie「John, I'm only dancing/Hang on to yourself」(1972 UK)RCA 2263


このA面曲はアルバム見収録ということで、編集盤をのぞけばこうしてシングル盤でしか聞くことのできない曲。翌年にはアラディン・セインのセッションで再録音されたものがB面として出ていますが(Sax Version)、こちらはオリジナルのもの。B面はZiggy Stardustに収録されている曲です。

Sax Versionに比べると音の切れがやや弱い気もしますが、音の重厚さはさすが。それに、アラディン・セインというよりはジギーの儚げな雰囲気にピッタシですね。セルフ・プロデュースで、ハンドクラップや太鼓の重ね方とか、独特のセンスしてます。



John, I'm only dancing(1972)



John, I'm only dancing(1973)

↓1972年バージョンが6月発売のコレに収録される…ハズ。どうでしょう。



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