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4番、サード、いたち野郎

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今さら見たフレディー・マーキュリー追悼コンサートの見所


Queen+Freddie Mercury tribute Concert 

ロンドン五輪の男女サッカーがともに聖地と言われるウェンブリー・スタジアムで試合を行うことが決まってるようで、それに掛けたわけでもないですが、92年にウェンブリー・スタジアムで10万以上を集めたフレディー・マーキュリー追悼コンサートのDVDを見ました。見たこと映像も結構あるし、と敬遠していた作品ですが、最近近所で安く拾ったのでようやく通して見ることになりました。

この企画ライヴはフレディの亡くなった数ヶ月後に急きょ行われたもので、フレディの功績を偲ぶのと同時に、エイズの警告も兼ねてます。当時前線で活躍していたミュージシャンや大御所ら大勢をゲストに迎えています。前説的な感じでいくつかのバンドが自分の曲やクイーンの曲を演奏していたようですが、DVD化に際して削られたようです。残念。「歌わないから安心して」と出てきたエリザベス・テイラーのスピーチも入ってない。。。

そしてメインのクイーン+のジョイントライヴ。20曲近くありましたが、個人的な見所をチョイスしていきます。

サポートメンバーのように溶け込むトニー・アイオミ

豪華メンバーの中に名を連ねたギタリストのトニー・アイオミですが、彼がメインで登場する曲はありませんでした。
それどころか、色々な曲でサイド・ギターが必要な時にひょいと出てくるという、便利屋状態…。ゲスト中最多の4曲に参加しながら、まるで空気のような存在感でした。
しかし、さすが良い音出しますね。ブライアン・メイの特殊な音に合わせたようなワビサビっぷり。

煽りをガン無視するジョン・ディーコン

クイーン解散後はほとんど公の場で演奏することのなかったジョン・ディーコン。今ではほとんど音楽活動をしていないようなのでこの映像は貴重な1枚となりそうですが、そんなレアな場でもマイペースっぷりは崩しません。「ハンマー・トゥ・フォール」を歌うゲイリー・シェローン(エクストリーム)が大きなアクションで観客やメンバーを煽っていくのですが、そんな彼に目の前まで来て煽られても一瞥もくれないディーコン。その後、シェローンがディーコンの元に寄ることはありませんでした。

イアン・ハンターの登場。そしてボウイ「ヒーローズ」を弾くミック・ロンソン

やはりデヴィッド・ボウイのイギリスでの人気はすさまじいですね。彼の登場が最も大きく沸いてました。クイーンとボウイといえば「アンダー・プレッシャー」での共演ですが、このライヴでは何とミック・ロンソンも登場。まずはイアン・ハンターらと「すべての若き野郎ども」を演奏します。イアン・ハンターの在籍していた「モット・ザ・フープル」は、クイーンが若手の頃に前座を担当したグループでした。公私ともに仲が良く、いわばクイーンの兄貴分のような存在だったようで、この舞台で共演したというのは感慨深げ。ここでボウイはなんとサックス吹いてました。ひえ~。
続けて演奏されたのは、なんとボウイの「ヒーローズ」。この曲をミック・ロンソンが弾いてくれるとは。驚きであります。他のライヴではこんな共演があったんですかね?

よくも悪くも

収録曲の中にはなんと「ストーン・コールド・クレイジー」もあります。ジェイムズ・ヘッドフィールド(メタリカ)がボーカルということで恐らく希望があったんだと思いますが、選曲の場違い感が相当なもの! しかも、普段やってない曲なもんで結構トチってます。

アクセル・ローズ(ガンズ・アンド・ローゼズ)「ボヘミアン・ラプソディ」エルトン・ジョンと共演、ウィ・ウィル・ロック・ユーも歌ってますが、いつも通りの強烈な甲高いダミ声でギャンギャン鳴らしてます。

正直にいえばこのあたりはあまりなぁ、という意味合いでの紹介でしたが、自分のスタイルを貫いていると思えばもう少しよく聞こえるかもです。

唯一の未収録曲

なんてのが存在します。それはロバート・プラント「イニュエンドウ」。ライヴでは初披露だったかもしれません。そのせいか致命的な失敗が多いですし、というかプラントが歌う出だし早すぎぃ! です。プラント爺の面目を考慮してか、DVDの収録は見送られてしまいました。それに続いて歌った「愛という名の欲望」は収録されましたが…これをプラントが歌うとはですね。
イニュエンドウって、考えてみればレッド・ツェッペリンぽい感じがしなくもないですね。どこが、って言われたら困りますけど(^_^;)  youtubeに貴重な演奏シーンが上がっているので、もし興味があれば。スパニッシュ・ゾーンで何と「カシミール」演奏してます。次の曲へのつなぎでは「サンキュー」やってますね。



Robert Plant + Queen Innuendo/Kashmir/Thank You

最後に、DVDで演奏したゲストの方々をご紹介いたしますです。
スラッシュ
ジョー・エリオット
ロジャー・ダルトリー
トニー・アイオミ
ズッケロ
ゲイリー・シェローン
ジェイムズ・ヘットフィールド
ロバート・プラント
スパイク・エドニー
ポール・ヤング
シール
リサ・スタンスフィールド
アニー・レノックス
デヴィッド・ボウイ
イアン・ハンター
ミック・ロンソン
ジョージ・マイケル
エルトン・ジョン
アクセル・ローズ
ライザ・ミネリ




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Comment

プラント

  • メイっ子
  • 2014-08-14 09:52
  • edit
確かプラントは二曲の筈なのに、もう一曲は何だったのか気になっていたので助かりました。

エリザベスティラーのスピーチありましたよね?


さすがのデビットボゥイですね。
良かった。

ジョージマイケル、最高でした。

本人よりいい(笑い)

無題

  • いたち野郎
  • 2014-08-17 02:26
  • edit
メイッ子さん、コメントありがとうございます♪

最近ブルーレイで再発されて前座の演奏も大半が収録されているそうですが、ここでもロバート・プラントの「イニュエンドウ」は収録されていないようですね。もはや闇に葬り去れれたようです…。
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