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4番、サード、いたち野郎

千葉ロックマリーンズ
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映画での音楽(7) 「ラビリンス/魔王の迷宮(Labyrinth)」

ここのところボウイ、ツインピークスとエントリーしてきたのですが、なんとドラマの映画版である「Twin Peaks -Fire walk with me」ではボウイが出演していたという、いやはやなんと奇遇な。ほんの数分しか出てませんが、話題性があったのか結構上の方でクレジットされてました。
↓ボウイ出演シーン



Weird David Bowie Scene

映画版は時間軸的にはドラマでのものより前の時間が舞台となりますが、ネタバレ豊富なので必ずドラマから見るように…。


ボウイはデビュー前から役者やパントマイムをしていただけあって、ミュージシャンとして地位を確立してからも俳優として度々スクリーンやテレビに登場してきました。大島渚監督「戦場のメリー・クリスマス」が日本では特に有名だと思いますが、その他にボウイ出演作で日本でもヒットした映画が「ラビリンス/魔王の迷宮」(1986)です。戦メリの数年後ですね。



Lybyrinth Trailer


主人公の女の子と赤ちゃん、それに魔王演じるデヴィッド・ボウイ以外はほぼ操り人形で演じられているという異色映画。監督はジム・ヘンソンセサミ・ストリートの生みの親です。製作総指揮はジョージ・ルーカス

物語はまるで童話のようなお話。継母と父親が留守の間に、異母弟・トビーの子守りを命じられた15歳のサラ。多感な時期にあった彼女は家庭環境に苛立ち、冗談のつもりで愛読書に出てくる呪文を叫んでしまう。しかしこれを真に受けた魔王ジャレスは、トビーをゴブリンの住む世界「ラビリンス」に連れていってしまう。サラは弟を救うため、ラビリンスへと向かう、という感じです。

監督は初めから魔王の役をロック・スターにやらせたかったらしく、ミック・ジャガー、マイケル・ジャクソン、デヴィッド・ボウイの3人にまで絞り、最終的にはボウイに決めたんだそうです。3人それぞれステージでの動態がまったく違いますから、他の2人だったら…というのもなかなか興味深いですね。

この映画の凄まじいのは、ファンタジックな世界を演出するための様々な工夫で、合成なんじゃないかと思うような非現実的なアクションも、実は人力でやってる、なんてのが随所にあります。このあたりはDVDの特典映像で当時の撮影風景を見ることができるのですが、これがまた面白いです。色々な舞台装置やちょっとした仕掛けに感心しきり。

悪役を演じるボウイですが、映画のために多数の楽曲を提供し、劇中でも歌っています。親しみやすいものもあればシリアスなものもあり、総じてバランスの取れた曲群となってます。



Magic Dance



Underground(テーマ曲)



As the world falls down


などなどと、ボウイの曲が色々登場するということで、これがマイケルやジャガーなら、というのも空想の域を出ませんが、果たしてどうなったのか。でもミック・ジャガーが出るような映画ではなさそう(爆)
 マイケルはジョージ・ルーカスの「キャプテンEO」でも出演していたので、可能性は高かったのではと思うのですが。


公開当時に同名のファミコンソフトも出てました。Magic Danceなど、頑張って再現している曲もあります。



NES Labyrinth Area 2&3








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映画での音楽(6) 「バタリアン(Return of the Living Dead)」



ホラー・コメディ映画として有名な「バタリアン(1985・米)」。当時日本でも結構ヒットしたみたいです。4コマ漫画「オバタリアン」もおそらくここからきているのではないでしょうか。

本作はゾンビ映画ですがコメディ要素の強いもので、原題もゾンビ映画の古典的名作「Night of the Living Dead」をもじっているように、それまで量産されてきたゾンビ映画たちへのパロディという面が強いです。物語も、「Night of The Living Dead」が本当にあった話だとされ、それから十数年後の現在、という設定。ゾンビといえばゆっくり近づいてくるイメージがありますが、この作品でのゾンビはめっちゃ足速いなど、そんな固定観念を覆すズレが非常に面白いです。

映画の音楽には、幾つかのパンク・バンドの曲が使われています。どれもホラー映画への愛着を感じさせるバンドばかりで、結果的にこの映画のサウンドトラック、そして作品そのものも含め、ゾンビ/ホラー映画へのオマージュといった趣きとなるでしょうか。

テーマソングとしても有名な45 Graves「Partytime」。これは映画を見たことなかった自分でも知っている曲でした。それまで45 Gravesというとマイナーなグループのイメージでしたが、こんなところで名前を上げていたとは。



45 Graves「Partytime」

もうひとつ外せないのが、The Cramps「Surfin' Dead」。ルー・リード風で絶妙な緩さのあるナンバーで、特に気に入っている曲です。バンドもホラー映画やレコードのマニアで有名ですね。



The Cramps「Surfin' Dead」

他にもRoky Erickson「Burn the Flame」, The Dumned「Dead Beat Dance」, T.S.O.L.「Nothin' for you」, SSQ「Trash's Theme」, Tall Boys「Take a Walk」, Jet Black Berries「Love under will」など。SSQ「Trash's Theme」は、もう一つ映画に使われている曲とのカップリングが当時日本だけのシングルとして出たようで、日本での映画のヒットぶりを伺わせます。


70年代後半から登場してきたアンダー・グラウンドなパンク・ロックには、ホラーの要素が通底してきた面があるのかも。その時代に限らず、ロック・ミュージシャンとホラーの結びつきはなかなか表立って目につかずとも、隠れたエッセンスとして現れることがたまにあります。メタル系はモロなのもたくさんいそうですが。気付いたことがあればメモでもしていきたいですが、果たしてどれくらい見つかるものか…。



Return of the Living Dead Trailer
※多少ですが刺激的な描写を含むので閲覧注意






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映画での音楽(5) 「さらば青春の光(Quadrophenia)」



前回の「アメリカン・グラフィティ」に少しかかるというところで、「さらば青春の光」で使用される音楽事情を・・・内容を覚えているうちに・・・(爆)。
「さらば青春の光」は、The Whoのアルバム「四重人格」を元に映画化された1979年のイギリス映画。監督はフランク・ロッダム
前回の「アメリカン・グラフィティ」がブリティッシュ・インベイジョン前夜を舞台にしたオールディーズ曲満開の作品だったのに対し、「さらば青春の光」はブリティッシュ・インベイジョン成し得た1960年代中頃のイギリスを舞台に、モッドなヒット曲と「四重人格」の収録曲が次々の絡んでいく構成。両者ともに青春映画としての側面を持っているものの、前者は過去に、後者は目の前に迫る現在の問題に目が向いているといった感じでしょうか。前者となる「アメリカン・グラフィティ」ではこれからヒットしようというビーチボーイズが否定される場面がありましたが、逆に後者となる「さらば青春の光」では、過去のヒットメーカーたちがモッズ精神を持つ若者の攻撃対象となっています。

オープニングではアルバムと同様、「Real Me」が流れます。アルバムでは次の曲へのつなぎとともに途中で終わりますが、映画内では最後まで聞くことができます。
主人公はヒョロヒョロしたモッズ青年。そうとうな下町のモッズを描いたのか、綺羅びやかな恰好をしたモッズはそれほどでてきません。モッズの誰もが退屈でお金の入らない仕事に不平不満を言い合い、そのはけ口として週末に改造した単車で集まって遊びに行くってわけです。もちろん外出用の洋服の仕立ても忘れません。
そしてモッズと対立しているのが硬派なロッカーズで、主人公はロッカーズがジーン・ヴィンセントを鼻歌するのを阻止したり、ホームパーティでかかっていたカスケーズのレコードを強引に下ろしてMy Generationをかけるといった行動に出ます。最終的には、ノンフィクションでもある大抗争にまで発展した場面を描いているのでした。

映画内でかかるのは、The Kinks「You Really Got Me」(鼻歌)やモータウン系のヒット曲などもありますが、ほとんどがThe Whoの曲。当時の曲は映画の中での小道具的な使われ方(テレビの中、レコードなど)といった感じで、サウンドトラックとして使われるのはあくまでも「四重人格」の曲です。「ベルボーイ」がかかるところでは、モッズのカリスマとして出演しているスティングがベルボーイの仕事をするシーンが。
個人的な感想としては、ちょっと曲の溶け込みが悪いようなところもあって、すべて歌物というのが難しくしているのかもしれませんが、サウンドが流れると断絶されたシーンという風になりますね。そこが面白いところでもあるのですが。

映画の内容ですが、あるところで他の方の感想を見ると否定的なものも結構見ますね。特に多いのが主人公の子供っぽさだそうで、まったく感情移入する余地がないんだとか・・・。
僕としてもその意見はもっともで、主人公がどんどん不幸になっていくのは、自業自得な面がほとんどです。しかし、別に出演者に感情移入する必要性はないですし、むしろ突発的なカウンターカルチャーであったモッズに群がるのは子供っぽい精神が根底にある可能性が高いわけで、それが理由で本作がダメというのは尚早なのではと思います。むしろ、他のモッズが不良を自称しながらなんだかんだでうまく立ち回っているのが、モッズカルチャーに全てを捧げた主人公からしたらオカしいわけで、そうやって描くことで、瞬間風速的な偶像に自己同一性を預けることのはらむ危険性をも表しているのではないかと・・・。

ちなみに、当時からこの映画のサウンドトラックはレコードが出ていて、CDでも出ています。




Quadrophenia Trailer






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映画での音楽(4) 「アメリカン・グラフィティ(American Graffiti)」



映画としてももちろん、サウンドトラックもかなり人気の高い「アメリカン・グラフィティ」。監督はジョージ・ルーカス、製作がフランシス・フォード・コッポラというメンツで1973年に公開されました。
ブリティッシュ・インベイジョン前夜、1962年のアメリカの田舎町が舞台。学校の卒業などで新たな旅立ちを翌日に控えた一夜に、数々の登場人物がそれぞれワンナイトで体験する出来事を追ったもの。青春モノでもありますが、最後まで見ると分かるように、その後起こるベトナム戦争とも関連付けており、古き良きアメリカの終焉を描いた社会的にもノスタルジックな作風となっています。

で、この中でいわゆるオールディーズ曲が使用されているのですが、その使用率が半端でなくて、終始流れているといってもおかしくないくらいです。ゆうに20を超える曲数。サントラ盤には41曲入ってるそうですが、映画で使用された以外にも、ルーカスが好きな曲を選んだんだそうです。

これらの曲は高校で行われているダンス大会のバンドが演奏していたり、カーラジオから流れてきたりとシーンの状況に合わせて登場するのですが、これが見事ハマってます。今となっては(もちろん当時からも)有名な曲ばかりですが、この映画の果たした役割も相当に大きいはずです。

登場人物の中に、いかにもガキ大将、だけど好漢な走り屋のワルがいるのですが、若い女の子がカーラジオでビーチボーイズをかけると「サーフィンは嫌いだ。ロックンロールはバディ・ホリーまでだ」と怒ってラジオを止めるシーンがありまして、イギリスでいうロッカーズの先祖を見た気持ちです。ちなみにこの大将のライバルは若き日のハリソン・フォードです。これに出演する前は俳優を一度辞めて大工やってたらしいです。

使われている楽曲は、冒頭のビル・ヘイリーに始まり、デル・シャノン、ビーチボーイズ、バディ・ホリー、プラターズ、スカイライナーズ・・・チャック・ベリーもあったり、結構な数です。

テーマが意外と重いので退廃的な雰囲気もあるのですが、明るいイメージのオールディーズ・ナンバーが名残惜しさを演出するというのも不思議なもの。パーティの後やお酒を飲んだ後に寂しい気持ちになるなんて言いますが、そういう印象をもたらすんでしょうか。
前に書いた「ブルー・ベルベット」もオールディーズ曲を使ったカルトチックな映画でしたが、「ブルー・ベルベット」の方は直感的に曲を選んだという感じですね。この辺を深く比較すると面白いのかもしれませんが…。

僕自身ルーカス作品はそれほど気に入ったものが今のとこないんですが、本作はぶっ飛んだギャグもあったりして見所も多いと思います。



'American Graffiti' official trailer

そろそろ本業のレコでいこうと思っていたのですが、今回も手軽なところに逃げてしまいました。それではまた!





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映画での音楽(3) 「ブルー・ベルベット(Blue Velvet)」




デヴィッド・リンチ監督による1986年の映画。背徳的なSMや暴力団の攻撃性、奇怪な死体などがリンチ監督特有のノイズとオールディーズの曲をメインにしながら退廃的な雰囲気を宿して映りゆくという怪作。はじめ見たときはなかなか面白いなぁくらいな感じだったのですが、後からじわじわと思い起こされる、忘れ難い名シーンたち。

タイトルと同名曲「Blue Velvet」が特に使用されますが、それ以上に気になるのはロイ・オービソンが歌う「In Dreams」のカラオケ・シーン。テープにのせて歌うゲイのヤクザをはたから見るデニス・ホッパーが最高! であります。



Blue Velvet-In Dreams scene

もはやこの曲を聴くと上の映像が思い出されるばかりになってしまいました。1度しか見てないのに。

この「In Dreams」という曲はロイ・オービソンの1963年のアルバム「In Dreams」に収録されていて、ロイ自身による作曲。こちらも良い曲揃ってます。

ちなみに表題曲の方は、オープニングで↓のような感じで。結構どこかしこで耳にする曲ですね。



Blue Velvet Opening





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1984年生まれ。現在の住まいは千葉県浦安市。

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